バイアグラは国内ではED治療薬として1999年3月より販売開始され、16年以上の臨床実績がある最も有名なED治療薬です。　そのED治療薬の先駆者であるファイザー製薬がまたまた画期的なED治療薬を開発し近日中に販売するようです。　何と、バイアグラをフィルム状の形状に加工し、口腔内で溶かして服用で来るようにしたのです。　水なしで服用できる上にフィルム状ですので、コンパクトで持ち運びに便利‼　財布や手帳、名刺入れにしのびこませて「いざ」と言うときに使用可能との事。　

今のところ、販売時期や値段については未定ですが、情報が分かり次第報告させていただきます。

副作用とは

岩波広辞苑によれば「医薬の一定の作用を利用して治療しようとする時，それに伴って，治療の目的にそわないか，または生体に不都合な作用が起ること。また，その作用。」とあり、副作用は一般的にはあり難くないものである。　

　例えば、風邪薬には眠気や排尿障害をきたす成分が含まれているものが多く、自動車の運転をする方や前立腺肥大症の方は留意しなければなりません。　

ところが、前立腺肥大症の治療薬による「思わぬ副作用」に喜ぶ（？）通院患者さんが泌尿器科の患者さんにはいらっしゃいます。　

「最近髪の毛が増えてきました」　

いつの間にか後退していた額にうっすらと産毛が生えてきて、徐々に髪の毛が増えてきたとの事です。前立腺肥大症の治療薬であるデュタステリドは男性ホルモン（テストステロン）の作用を抑制し前立腺肥を縮小させます。　男性ホルモンは薄毛の原因ともなるので、デュタステリドを服用する事により薄毛の進行がストップし、さらに服用を続けると頭髪が増えてきます。（効果はすぐには表れませんが、服用後半年程経過すると実感してくるようです。）また、増毛効果（副作用）には個人差があり、毛根細胞がまだ元気な若い方のほうが反応は良いとされています。　当科を受診した時には排尿障害と薄毛で「老い」を感じていたこの方は、この薬を飲み始めてから、おしっこも出やすくなり、さらに薄毛の悩みも改善され気持ちも若々しく生き生きとして来たとの事です。

「ＥＤが改善しました」

タダラフィルは前立腺肥大症の治療薬として2014年1月14日、日本で製造販売が開始された新しい薬です。その作用機序は、尿道や前立腺の平滑筋細胞においてホスホジエステラーゼ5（PDE5）を阻害する　→　局所のcGMPの分解を阻害することで平滑筋を弛緩させる　→　下部尿路組織における血流及び酸素供給が増加し、前立腺肥大症に伴う排尿障害の症状が緩和される。という事らしいが、これはED改善薬であるバイアグラやレビトラ、シアリス等と同様な作用機序によるものであり、副作用としてEDが改善するのは当然といえば当然の事であります。

当クリニックに通院中のある患者さんは数年前からEDであったが、病院やクリニックに行くのも恥ずかしくて諦めていたところ、前立腺肥大症に対してタダラフィルを服用開始した頃から「朝立ち」が見られるようになり、ついにはEDも改善したとの事である。思わぬ効果に非常に喜んでおり、まさに一石二鳥のありがたい副作用を持つ薬と言えます。

前立腺肥大症の診断には検査が必要

前立腺肥大症、薄毛（AGA：男性型脱毛症）、ED（勃起不全）は中高年男性に好発する疾患ですが、AGA,EDの治療は保険適応となっておりません。上記薬はあくまでも前立腺肥大症のお薬です。前立腺肥大症の診断には、①症状確認（ＩＰＳＳ等の問診表）、②超音波検査、③尿流量測定検査（排尿量、排尿速度、排尿時間、残尿量を機械で測定）等をしっかりと行う必要があり、特にこれらのお薬は前立腺肥大症の診断根拠となる検査をおこなわずにお処方する事はできませんのでご了承ください。　かかりつけ医におねだりして検査もせずに処方してもらうと、その医療施設もお国からペナルティーを受けますので注意してください。　

歌声喫茶とは昭和30年代に流行した、「アコーディオンを伴奏に、客がリクエストした曲を客全員で歌う喫茶店」らしいのですが、当然私は体験した事はありません。　また、平成10年（1998）ごろ、新聞で『歌声喫茶が静かなブーム』と言う記事を目にした事はありますが実際の店舗を目にしたこともありませんでした。　

　ところで今日、改装中のクリニックの隣のビルに『歌声喫茶』と新たな看板が設置されているのに気づきました。

勝手なイメージですが、坂本九さんの「しあわせなら手を叩こう」、「ジェンカ」等を皆で大合唱するのでしょうか？　それとも、現代風にラップ等・・・？？

　店名から想像するに前者でしょうね！？　

では、「有楽町で～、会いましょ～う♪」

口コミやネットブログでも評判の『Café＆喫茶　太郎』さん。　いまさら言うまでもなく浦添市宮城地区、屋富祖地区住民の台所、お昼休みや夕食時の店内はいつもお客さんで一杯です。　チキン南蛮、野菜ラーメンは当クリニックのスタッフ一押しメニューで、私も食べましたが確かに旨い‼　

内装工事のため休業中ですがそろそろ再開していただかないと、当クリニックのスタッフらも禁断症状が出始めています。（笑）　

喫茶たろう　国道58号線、宮城バス停留所近く  沖縄県浦添市屋富祖3-34-2　☏098-878-4946

20年前は日本でハロウィンのデコレーションなんてほとんど見なかったと思うのですが・・・。　ことしはクリニックでも控えめにデコレーションしてみました。　

　数年前に勤務していた病院で、ハロウィンの季節に全身オレンジ色の服をコーディネートした70歳代のご婦人が受診しました。　オレンジ色のスカーフに、オレンジ色のカーディガン、そしてオレンジ色のパンツにオレンジ色のバック・・・。　『年齢の割にしゃれた方だな。』と感心し、『ハロウィンルックで素敵ですね。』とそのご婦人に声をかけたところ、『ハロウィンて、何？』と・・・。

　その後、クリスマスにもお正月にもオレンジ色の服をお召しになっていたので、単なる橙色がお好きな方だったようです。　

沖縄県南城市玉城前川のガンガラー谷の一画、サキタリ洞とよばれる洞穴遺跡で世界最古となる２万３０００年前の貝製の釣り針が出土した、と昨日の新聞に掲載がありました。

実はそこには男性のパワースポットとして知られる『イキガ洞』があり、洞窟の中に入ると数多くの「立派な鍾乳石」を見ることができます。　「パワー不足の輩」は一度うがん（祈願）してみるのもよいでしょう。

ある日の朝、近所のベランダの手の届かない場所にドラゴンフルーツの果実が熟しているのを見かけました。　しかし、数日後に確認してみると既に収穫されていました。　どうやって実を獲ったのでしょうか？

本日、メディカルプラザたろう、喫茶たろう、バーガーキング共用駐車場にクリニックの看板が設置されました。

今日は朝から気分がhighで、目覚めにup-tempoの曲が聴きたくなりニルバーナ（NIRVANA）のアルバム、ネヴァーマインド（Nevermind）を戸棚の奥から取り出した。　このアルバムジャケットは有名なので時々目にするのですが、みごとに割礼されたこの赤ちゃんのペニスにはやはり（日本人にとって見慣れないせいか）多少違和感を覚えます。　

　これが前触れであったかどうかは分かりませんが、偶然にも本日小児の包茎の患者さんが3名受診しました。　子供の包茎の大半は手術が不要です。（参照；http://www.nashiroharn.com/column.html#01）　というわけで、本日の患者さんも全員経過観察となりました。　

当クリニックは大人の包茎はもちろん、子供さんの包茎に関しても診療可能ですので遠慮なくご相談下さい。　

「ちゃんぽん」は沖縄のソウルフードの一つである。　

本土ではちゃんぽんと言えば『長崎ちゃんぽん』に代表されるように麺料理の事を言いますが、「沖縄ちゃんぽん」は長崎のものとは全く異なるものであります。　

一言で言えば、野菜や豚肉、かまぼこ等を卵でとじた丼飯の事で、食材は適当にちゃんぽんに混ぜ合わせる事から「ちゃんぽん」と言われているようです。　食堂や各家庭によって食材に個性があり、しかも安くて旨く栄養価も高いので学生の頃は良くいただきました。

写真は『喫茶たろう』さんの「ちゃんぽん」です。　ここのちゃんぽんも旨いです（笑）

琉球大学医学部の同級生に大分出身のKと言う友人がいたのですが、来沖して間もない頃、食堂で「ちゃんぽん」と「丼めし大盛」を注文してしまい往生したらしいのですが、その後も「みそ汁」と「丼飯」を注文してしまったという悲運の男でした。（爆笑）

おきなわ流『みそ汁』