沖縄県保健医療部では平成27年9月1日~平成27年11月30日の期間はハブ咬症防止運動期間と定めて咬症被害を未然に防止するための注意喚起をしています。
我々地元の人でも(とくに市街地では)めったにハブに遭遇する事はありませんが、県内では今でも年間100件前後の咬症被害報告が発生しているようです。
特にこの時期は、ハブの活動が活発になりますので農作業や行楽等で田畑や草むらに出入りする際には十分に注意をしてください。
もし、ハブに咬まれた場合は、落ち着いて次のように対処しましょう。
・激しい動きをしないで、身近な人に助けを求める。
・病院まで時間がかかる場合は、包帯やネクタイなど、帯状の幅の広い布で、指が1本通る程度にゆるく縛り、15分に1回は緩める。 (締めすぎはいけません)
・そして早急に医療機関で治療を受けましょう。
40年くらい前に聞いた話ですが、
ある村で、オバー(おばあさん)が畑作業中に尿意を催したため草むらでおしっこをしていると、局所をハブに咬まれた。
オバーは持っていた鎌でハブの頭をひとつきで仕留め、病院へ駆け込んだとの事。 やはり昔のオバーは逞しいと思います。