26年前、中央駅の近くの新村病院で1年間勤務(大学病院からの派遣医師)しておりましたので鹿児島は思い出のある場所ですが、空港も、鹿児島中央駅(旧鹿児島西駅)も全く変わり、その面影を見る事はできませんでした。
想いでの風景を見る事が出来ずがっくりと肩を落とした私、とぼとぼと中央駅を後にして次に向かったのは当時お気に入りであった旧鹿児島西駅近くのJAZZ喫茶。 すると嬉しいことに店は当時のままで、迷いもなく入店、いつもの2Fへ上がってカウンターの端っこに座り、ホットコーヒーを頂きながらマスターの選曲するレコードを黙って聴いていると、時の経過も、日常の生活もすべて忘れまさに『至福の時間』を堪能させていただきました。
画面左下のガラケーがまさにこのとき突然壊れてしましました。 『着信に気を取られず黙ってJAZZを聴け!』と言う事でしょう…!?
26年前、初めてこの店に入った時、このスピーカーからアートブレーキーの『モーニン』が流れていました。 もちろんこの日モーニンをリクエスト。
しばらくすると、『ウィスキーではなく芋焼酎を飲みながらのJAZZ』という鹿児島のJAZZ喫茶ならではのスタイルで以前のようにマスターや常連さん達との楽しい夜をすごさせていただきました。
こんな素敵なJAZZ喫茶ですが、残念な事に鹿児島再開発計画のため今年10月で閉店が決まったとの事です。